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新型ピレリ P-ZERO インプレッション
ピレリのフラッグシップタイヤ、P-ZERO。
この誰しも知る銘柄に、新作が登場しました。
これまでの、フラッグシップ = P-ZERO
NEWモデルも = P-ZERO
名前が全く同じなんですよね。。。
言い換えればフツーなのかもしれませんが、やはり分かりづらい。
Pゼロ2 くらいにしてほしかったね。
ま、ともあれ。
軽くインプレッションできたのでご報告。
クルマは、BMW F30型 3シリーズ。
330e と呼ばれるいわゆるハイブリッドモデル。
ある程度(以外にスゴイ!)、パワーもあって、そして電気なので静か。
グリップ&静粛性をチェックするには、もってこいの車輌です。
この車の純正タイヤは、ランフラット。
新しいPゼロもランフラットが設定されていますが、
こちらは、ノーマルタイヤ。
ランフラットじゃ、乗り心地もインプレッションできませんからね。
使用サイズは、235/35R19 を前後4本。
今回のNEW P ZERO。
面倒くさい事に、パターンが2種類。
今回の、『ラグジュアリー』 と呼ばれるデザインと、
『スポーツ』 と呼ばれるもの。
(参考画)
内側は、同じ。
外側の最終トレッドが少し違いますね。
サイドウォールには何も変化はありません。
タイヤがそれなりに詳しい方で無い限り、判別は難しそうです。
コンパウンドも少し違いはあるようです。
ラグジュアリーは、転がり抵抗の改善、ウェット性能と寿命が向上が図られているようです。
ピレリ社いわく、
世界のハイパフォーマンスカーとのコラボを経て、
より多くの純正装着を目指している銘柄。
車種専用タイヤなのである。
だから限定的なラインナップとなる。
インチアップ派、ドレスアップ派には、
サイズの組み合わせによって、前後でデザインが揃わない!という事態が発生することでしょう。
一長一短ですが、私はこれにはあまり賛同できませんね。
『どんなクルマでも堪能できる銘柄』であるべきだと考えます。
ま、今はそこはいいか。
走り始め。
まず、スポーツタイヤなのに、静かな部類ですね、間違いなく。
これでフツーのガソリン車なら、ノイズでもっと静かに感じるはずです。
乗り心地も、BMW特有の突き上げ感を除けば、
クッション性能も大いに合格ライン。
当たり前ですが、超ハイスピードは判りません。
が、ピレリのフラッグシップなんだから当然問題ないでしょう。
簡単なレーンチェンジも、振りっ返しも少なく安定的。
私の印象としては、ミシュラン PS3&PS4、ダンロップ マックスRTに
近いように感じました。
ピレリ = 固め
この図式が変わり始めてきています。
最近のネロGT、ヴェルデ系もそうですが、
メーカーの方向性が少しマイルド路線になってきたように感じますね。
ミシュラン、コンチネンタルに近づいてきた感じ。
値段は、これまでのPゼロと同価格に設定されていますので、
欧州3メーカーに比べれば、お買い得になりますね。
あとは、実際に減ってきた後の問題。
5分山程度までは、どの銘柄も良いのは当たり前。
そこからの性能の維持がどこまでつづくのか?
それはこれからです。
まずははじめの一歩。
良い印象でNEW P-ZERO。
スタートしたと思います。
PS
価格設定ですが、これまでのモノとは違う事が判明しました。
メーカーからの値引き率が全然違うんです!!
そう、高いんです!
これまでの様に、ピレリがお買い得では無いようです。
もちろんこの 『新作のPゼロ』 に限った話ですが。
正直、欧州3メーカーとそこまで変わらないかな??
とにかく値段での優位性はこの銘柄にはないようです。
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