匿名 様( ご購入店舗:横浜店 | 2012.05.07 up)
車 種 | 日産 スカイライン クーペ |
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購入前のタイヤ | ブリヂストン ポテンザS001 |
新規購入のタイヤ | ミシュラン パイロットスーパースポーツ |
タイヤのサイズ<フロント> | 245/35-19 |
タイヤのサイズ<リア> | 275/35-19 |
実際に弊社でご購入頂いたお客様のタイヤを換えて感じた印象やご意見です。
タイヤの購入を検討されている方はぜひ参考にして頂ければと思います。
車 種 | 日産 スカイライン クーペ |
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購入前のタイヤ | ブリヂストン ポテンザS001 |
新規購入のタイヤ | ミシュラン パイロットスーパースポーツ |
タイヤのサイズ<フロント> | 245/35-19 |
タイヤのサイズ<リア> | 275/35-19 |
PSSへの迅速な交換、今まで履いていたタイヤの状況説明など丁寧な対応ありがとうございました。7時過ぎには埼玉の自宅に到着しました。
PSSは、PS2とは全然違いますね。走り出したときは、思ったよりゴツゴツしているな~と思いましたが、すぐに暖まってくると、多少のゴツゴツはあるもののなめらかでした。なめらかさ、しっとり感だけで言うとPS2の方が上だったように思いますが、一番気にしていた、普通の道=しっとり快適 → 段差のとき突き上げが突出して感じるについては、OKでした。ひとつには、平坦路でもともとPS2よりしっとり感が無い分、突き上げとの差が縮まったこともありますが(S001のときと同じ)、それだけではなく、タイヤ自体が段差を超えるときにうまくショックを吸収してくれているようです。従って、突き上げというレベルではないですね。特に、首都高速のいやらしい段差でどうなるか、興味津々でしたが、PS2とは比べものにならないくらい、いなしてくれています。S001を履いたとき、それまでのBSの「堅い」という概念が、何かミシュランに近づいた気がしました。今回のPSSは、いい意味でBSに近づいた気もします。なので、「いいところ」については、S001と似ている感触があります。格下のS001と似ているというと、誤解を招くかもしれませんが、あくまで「いい部分が」であり、首都高での段差超えの収束感など、PSSが上回ります。ショルダーが堅すぎたかつてのBS,ショルダーが柔らかすぎたかつてのPS。好対照ですが、互いに、いいところの落としどころは似ているのかもしれません。
静かに帰宅しましたが(笑)、ステアリングの切れ味は鋭く、かといって神経質ではない、いいタイヤだと感じました。もう少し走って馴染むともっといい味が出てくる予感がします。さらにエアは、フロントはもう少し落としてもいいかな、とも感じました。これからいろいろエア圧や、減衰も含めて、もっとベストなポジションがあるかもしれないので、楽しみです。オーバースペックかな、とも思いましたが、ストリートだけでも充分にPS2より上ですし、S001よりも上で、快適かつスポーティーで、またひとつミシュランの進化を感じた次第です。あっという間に坊主になってしまったS001ですが、このタイミングで、リアが無かったことでいいタイヤに巡り会えました。スタッフ一同様、ありがとうございました。
後日談
思えば、我が家までは、30キロ程度しか無かったので、それからじょじょに印象がいい方に変化してきました。300キロ走りましたので、もう本来の味が出てきたかと思います。
1.町乗りで、快適です。ミシュランならではの快適性を確かに感じられるようになりました。最近寒いですから、走り出しはややゴツゴツが目立つのですが、10分ほど走っているとどんどんいい意味の柔らかさを感じるようになります。(ストリートを走る車で冷えた状態と暖まった状態でこれだけ差があるタイヤも初めてです)悪路、段差超えも、PS2に感じていたような突き上げではなく、充分に許容レベルです。タイヤがしっかり路面をつかむようになったため、ステアフィールが良くなりました。私は、重めの方が好きなので、これも高ポイントです。フロント1段減衰を柔らかくすると全体の快適性はさらに上がりますが、ステアフィールが落ちるので、ここは交差点ひとつ曲がるのも楽しいハンドリング(実は、これが私の車創りのコンセプトです)をとって、現状の減衰に戻しました。
2.路面への追従性アップやはり、軽量タイヤのミシュラン。今までのBSより、路面変化にしっかりサスがストロークして安定感があります。多分、PS2よりは重いのかとも思いますが、BS比では確実に軽いですね。
3.高速安定性直進安定性もある一方で、車線変更はシャープ。安定性と鋭さが上手くバランスされていますね。コーナリングでもライントレース性抜群です。
4.ブレーキ性能アップこれは、あまり想定していなかったので少し驚きでした。良く止まる、ということだけでなく、前の信号が赤になって、一定踏力で停止線に止まる。このコントロールが思った通りに止まってくれます。S001のときは、多少、停止線前で力を抜いたりすることもありましたが、PSSはピタっと止まります。
5.ウエット性能いや~、ホント、今回あの日に交換して良かったです!通勤も安心できました。さらに、帰宅時に急に前の前の車が左折したため前の車が急ブレーキ。こちらも当然急ブレーキ!もし、タイヤ交換していなかったら、間違いなく追突していたでしょう。軽くABS介入したものの、これまたピタっと止まりました。 PSSはPS2の「快適性のあるスポーツタイヤ」という部分を上手く踏襲しながら、確実に進歩していますね。
しっとりとしたハンドリングも、ミシュランならではですね。かといってPS2でよく言われたコーナーでのグニャ感も感じず、本当にこのタイヤにして良かったと思います。また、ご覧いただいたようにビッグローター・キャリパーが着いていますが、私の車全体の創りと、PSSがピッタリ合ったようにも感じます。ブレーキもある意味、オーバースペックですが、ブレーキにはお金をかけなければ!と思っていますので。今回のPSSも、オーバースペックかと思いましたが、町乗りだけでも充分に楽しめるタイヤと感じました。箱根を走るのが楽しみです。
私はもとももとBS派だったのですが、ミシュランとの出逢いはこの車になってからです。もう15年以上、インパルとは付き合いがあるので、V35クーペデビュー後、三ヶ月後くらいにフルエアロがパーツとして完成するので、一番に予約をいれておりました。そのときはタイヤはノーマル。当時はBS 040でしたね。18インチです。ところが世界のイチローが、V35クーペのフルインパル仕様(ホイールも私のと同じ)が欲しい、という話が日産を通してあり、第一号車はイチローとなりました(笑)。世田谷のガレージインパルで作業して船便で輸出したので、イチローが乗る実車も世田谷で確認しました。ちなみに今でも乗っているそうです!で、二号車になった私ですが、入庫した際、イチローの置き土産がありました。北米仕様のV35クーペはミシュランPSだったのです。なので、ホイールもタイヤも新品のイチローの置き土産を粋なはからいで、私のBS 040とホイールごと交換してくれたのです。そしてPSで走ったときに全然快適!しかも安定している!なんで国内仕様もこっちじゃないんだ、と思ったくらいでした。それがきっかけでインチアップ&ホイール交換の際に、ミシュランPSにして、その後PS2を2回履いたかと思います。
※唯一の欠点は、確かに飛び石ですね(笑)。私の後ろにつく車は大変かなと。それと自車の下部に、小石が当たる音が良く聞こえます。幹線道路はともかく、住宅街など入ると「え、こんなところでも拾うの?」という感じですね。でも、トータルから見れば大した問題ではありません。